2010.07.19 Monday
プロダクツと作品のはざまで

ステンレスでアクセサリーを作ってみたらいかがですか?

と言う話しがあり・・・すごく違和感を感じた。

確かに私自身が、他のブランドのアクセサリーを買うときには

ステンレスもコパーも違和感なく購入するのだけど。


自分が作るものということになると話は別なのである。


洋服もそうだと思うのだが

大なり小なり、ブランドの名前がついた洋服は

作る人の意識というか

誰が作った○○ならこうなる・・・ということだと思う。

たぶん、私のキャリコジェムの位置づけもそこにあるのだと思う。


私は大変重宝しているし、批判するつもりは毛頭ないが

それを破壊して服、服飾を「パーツ」としてのプロダクツに特化しきったのがGAPやUNIQLOだ。

同じ洋服でも明らかに違う買い方をさせる店になってる。

前者は「ブランド」の価値観を消費者に売っている。

後者は「消費者のニーズ」に対してサービスをしている。

どちらが正しいとか言うつもりは無い。

どちらも正しいのだから。



アクセサリーは・・・完璧なプロダクツ(工業製品)から

作家ものの作品までいろんなグラデーションがあると思うのだけども

私の目指す位置はその中間を目指している。

作家が独りよがりでつくる、身につける人を無視した

突飛なデザイン付け心地ではなく

身に着ける人に寄り添うアクセサリーをと考えてつくっているつもりだ。



しかし・・・・




機械が打ち出す工業製品なら1000円2000円のアクセサリーもあるだろうが

職人が自分の技術で作るものにそんな価格はありえない。

フェアトレードの話しは何も第3世界の話ではなく

職人の生活を守るような価格帯で販売しなければ

日本の技術が廃れてしまう。


あなたは、どんなアクセサリーを身に着けていますか?

そのアクセサリーは志を持った職人がつくったものですか?

一晩たっても、二晩たっても

このことが心から離れない。


アクセサリーというモノは

無くても生きていくことに影響が無い。


しかし、人に寄り添い、勇気を与え、モチベーションを高め

それもアクセサリーの役目だと思う。



アクセサリーとは

いったい人にとってなんなんだろう?

お守りなのか?ただのパーツか?

では、キャリコジェムのアクセサリーは?!!

それは怒りすら帯びた熱い気持ちなのだ。



posted by : calico | キャリコジェムの考え方 | comments(2) | trackbacks(0)